「大学受験に向けて模試ってどう活用すればいいの?」とお悩みの保護者の方も多いのではないでしょうか。この記事では模試の目的、模試の種類や受け方を解説します。模試との向き合い方や、復習の仕方・活用法もご説明しますので最後までご覧ください。

【大学受験】模試の種類と受け方 | 模試との向き合い方や活用法を解説

「大学受験に向けて模試ってどんな位置付けなの?」「模試にはどんな種類があるの?」「模試の活用法を知りたい」このような疑問やお悩みを持っている保護者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では大学受験における模試の目的、模試の種類や受け方を解説します。模試との向き合い方や復習の仕方・活用法もご説明しますので最後までご覧ください。

大学受験における模試の位置付け

まず、大学受験における模試の位置付けと模試を受ける目的を理解する必要があります。そのうえで、模試を受けるメリットや合否判定の仕組みをしっかり把握して、模試に臨みましょう。

模試の位置付け | 試験への慣れと学習状況の把握

大学受験における模試の位置付けと目的は大きく2つです。

1つ目は試験会場独特の雰囲気に慣れることです。模試で入試本番に近い緊張感に慣れ、平常心をキープして試験に臨む訓練をしましょう。試験の時間配分を考えて、限られた時間で問題を解くことにも慣れましょう。

2つ目は、お子様の実力を把握することです。計算ミスの多さや、理解してると思ってたはずの問題が解けなかったりと、普段の学習では気づきにくい弱点を知ることができます。

合格判定を確認して対策を練ろう!

模試を受けるメリットとして、偏差値や全国順位などでお子様の位置を把握することができる点が挙げられます。

模試では志望校の合格可能性についてAからEの5段階で判定されます。一般的に、A判定は合格可能性が80%以上、E判定は合格可能性が20%以下です。

ただし、受験者の半数がE判定になることもあるので、早い時期の模試であればE判定でも焦る必要はありません。また、同じ大学を志望校にしても受ける模試によって判定が異なることは多いので注意しましょう。

【大学受験】模試の種類と受け方を解説

大学受験に向けての模試は、早いところでは高1の5月から開催されます。しかし、まわりが受けてるからなんとなく受けてみようといった安易な考え方はおすすめできません。

模試を受ける前にも、きちんとした準備が必要です。ここでは模試の種類と受け方について解説します。

模試の種類は大きく分けて3種類

模試の種類は大きく分けて以下の3種類です。

  • 共通テスト模試(マーク式)
  • 記述模試
  • 大学別模試

共通テスト模試は、全問マークシートにマークする大学入学共通テストの形式で実施されます。全国規模で実施されるため、ほかの受験生との比較ができるのが特徴です。

記述模試は、国公立大学の二次試験や私立大学の個別試験の形式で実施され、思考力が要求される問題が多く出題されます。実施する予備校によって難易度が異なるので、事前にチェックしましょう。

大学別模試は、その名のとおり各大学の出題傾向に沿って出題されます。志望校に対しての、より正確なお子様のポジションを知ることができる点がメリットです。既に志望校が決まっている場合は、受けるべき模試といえるでしょう。

模試の受け方

模試を受ける方法としては、学校を通しての申し込みと個人での申し込みの2通りがあります。

学校を通しての申し込みはお子様の学校で受験するケースと、会場で受験するケースがあります。個人での申し込みでは、会場受験以外に自宅受験も可能です。お子様に合った方法で受験しましょう。

まずは模試を1回受けて、現時点の成績を把握することが大切です。その後は定期的に受けることで、普段の学習が結果につながっているかを確認しましょう。

【大学受験】模試との向き合い方

模試を受ける際は、点数・偏差値・順位や合格判定など明確な目標を持ち、本番さながらに事前対策をして臨みましょう。また、結果を活用して復習することも必要です。

ここでは、具体的な模試対策と復習の仕方について説明します。

事前対策・意識すべきこと

入試当日のシミュレーションができる機会と捉えて、本番のつもりで事前に準備をしましょう。

まずは、得意科目は8割、偏差値は60以上など具体的な点数や偏差値の目標を立て、順位や合格判定の目安を想定しましょう。ゴールを決めて、そこに向かって計画的に勉強することが大切です。

また、過去問をやっておくと時間配分や問題形式が把握できます。模試の直前には、隙間時間を活用して、英単語の暗記や数学の公式の確認などを行いましょう。

結果を活用 | 復習の仕方・勉強法

模試を受けたあとは、当日中に自己採点をしましょう。問題文と解答、解説を読みながらなぜその答えになるかを正確に把握する必要があります。これらは受験した直後、問題を忘れてしまわないタイミングでやることが重要です。

間違えた問題や解けなかった問題は、完璧に解けるまで何度も解いて知識を定着させましょう。苦手にしてるポイントを抽出することも大事です。

点数や合格判定ばかりを気にするのではなく、お子様の苦手にしている分野を分析して、今後の受験計画に役立てましょう。

まとめ:大学受験における模試の目的を理解して結果と向き合おう!

大学受験における模試の位置付けと、模試の種類や受け方について解説しました。

重要なのは事前の対策と復習です。模試の結果に一喜一憂するのではなく、苦手なポイントを抽出して克服に努めましょう。

苦手な分野を減らすには、塾で基礎定着を行うのがおすすめです。オンライン個別指導塾WITH-ieは、一人ひとりのレベルに合わせた授業で基礎を固めることができます。ぜひ、お子様と一緒にご相談ください。

Q&A

Q:模試でわかった苦手なポイントを克服するための指導はしてもらえますか?

A:完全個別対応で、お子様の目標や苦手分野に合わせた指導を受講でき、勉強のやり方のアドバイスなどきめ細やかなサポートを受けられます。

Q:模試でE判定を受けたのですが、志望校を変えた方がいいですか?

A:基礎を徹底的に固めることで必ず実力はアップするので、すぐに志望校を変える必要はありません。オンライン個別指導塾WITH-ieでは「考え方」「習慣」「行動」など、あらゆる面での目標達成に向けた指導を受けられます。