大学入試を控えるお子様がいるけれど、英語の試験について詳細がわからず、どのように対策すればいいかわからない保護者もいるのではないでしょうか。 そこで本記事では、英語四技能とはどのような能力か紹介します。併せて大学入試にいかせる民間試験や学習方法もお伝えします。 お子様が英語四技能を身につけるサポートをしたい保護者は必見です。

英語四技能はどのような能力?大学入試にいかせる民間試験も紹介

大学入試を控えるお子様がいるけれど、英語の試験について詳細がわからず、どのように対策すればいいかわからない保護者もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、英語四技能とはどのような能力か紹介します。併せて大学入試にいかせる民間試験や学習方法もお伝えします。

お子様が英語四技能を身につけるサポートをしたい保護者は必見です。

英語四技能はどのような能力か

英語四技能とは、どのような能力を指すのでしょうか。英語四技能として、以下4つの能力が挙げられます。

  • リスニング
  • リーディング
  • ライティング
  • スピーキング

リスニングは英語を聞き取る能力、リーディングは英文を読む能力、ライティングは英文を書く能力、そしてスピーキングは英語を話す能力です。

文部科学省も、大学入試において英語四技能を総合的に判断するよう、各大学へ求めています。そのため大学入試に備えて、この英語四技能をバランスよく身につける必要があるのです。

なかには、民間試験を受けてこれらの能力が身についていると証明し、大学入試に活かせるケースもあります。

英語四技能が大学入試に必要なケース

大学入試において、英語四技能を試す民間資格が考慮されるケースがあります。ただし、大学によって英語四技能を試す民間試験の扱いが異なるため注意が必要です。

採用する民間試験や結果を考慮する際の方法が大学によって異なるため、事前に確認しなければなりません。

民間資格を考慮する場合、以下のような方法をとるケースがあります。

  • 共通テストの点数に加算する
  • 共通テストと民間試験のうち高い方の得点を使う
  • 一定の得点以上ないとそもそも受験できない

これ以外にもさまざまな方法があるため、お子様が受験する大学はどのような方法か調べておきましょう。

英語四技能を試す民間試験5選

英語四技能を試すために認められている民間試験は、ケンブリッジ英語検定、実用英語技能検定、TEAP、GTEC、TOEFL、IELTS、TOEICがあります。

そのなかからおすすめの民間試験を5つ紹介します。

グローバルなケンブリッジ英語検定

ケンブリッジ英語検定は、グローバルな民間試験で130か国以上で実施されています。日本での知名度は低めですが世界的には知名度が高く、海外でも通用する民間試験です。

スピーキングの試験ではほかの受験生とディスカッションをするなど、実際に英語を使える能力があるかを確かめられます。

英語力によって5つのレベルにわかれているため、お子様の実力に合った試験を受けるとよいでしょう。

名の知れた実用英語技能検定

実用英語技能検定といわれると聞き馴染みがないかもしれませんが、いわゆる「英検」です。5級から1級まであり、3級以上は1次試験と2次試験にわかれています。

実用英語技能検定の1次試験ではリスニング、リーディング、ライティングの試験を、2次試験ではスピーキングの試験を行うため、英語四技能をバランスよくチェックできます。

採用する大学も多いTEAP

TEAP(ティープ)は実用英語技能検定を開催している日本英語検定協会が行っている民間試験です。試験の基準として採用する大学も多いですが、TEAPのスコアには2年の有効期限がある点に注意しましょう。

TEAPは早稲田大学や上智大学などでもそのスコアが考慮され、基準点を満たすと英語の入試を免除されるケースもあります。

ベネッセコーポレーション主催のGTEC

GTEC(ジーテック)は、ベネッセコーポレーションが主催する民間試験です。スコア型の試験で、対象年齢により3つにわけられています。

GTECでは、リスニング、ライティング、リーディングをペーパーテストで、スピーキングはマイク付きヘッドホンで音声を録音して行います。試験官と対面する必要がないため、お子様が緊張しやすい場合にはGTECを選ぶといいかもしれません。

レベルが高いTOEFL iBT

TOEFL iBTは高校生の教科書に出てこない単語も出てくるため、比較的レベルが高い民間試験といえます。GTECと同じくスコア型の民間試験で、満点は120点です。

英語圏の大学へ入学できる英語力があるかを試す試験であるため、海外へ進学したいと考えているなら挑戦したい民間試験です。

英語四技能の学習方法

大学入試で必須となる英語四技能は、どのように学習すれば身につけられるのでしょうか。

時間は有限であるため、むやみに学習を始めるのではなく、英語四技能を効率よく学習するのが大切です。そのためにはリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの順で学ぶとよいでしょう。

リスニングやリーディングはインプットの作業が、スピーキングやライティングはアウトプットの作業が中心です。そのため、まずは知識をたくさんインプットすると効率よく学べます。

お子様がどのように学習すればよいか迷っているなら、アドバイスしたり学習塾を進めたりしてサポートしましょう。

どの学習塾がよいかわからない場合は「オンライン個別指導塾WITH-ie」がおすすめです。お子様のスタイルに合わせて最適な学習をサポートします。

まとめ:大学入試で英語四技能が問われる

大学入試では英語四技能が問われます。英語四技能が大学入試で問われる際、大学によっては入試ではなく民間試験の結果が考慮されるケースもあります。

どのように考慮されるかは大学ごとに異なるため、お子様が受験する大学に合った民間試験を受けるようにしましょう。

Q.英語四技能ってどんな能力?

A.英語四技能はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つの能力を指します。

Q.大学入試に英語四技能は必要?

A. 文部科学省も大学入試において英語四技能を総合的に判断するよう各大学へ求めており、バランスよく身につける必要があります。