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「大学受験の現状が知りたい」「大学受験はどのような内容なの」と疑問を持たれる保護者の方も少なくないでしょう。
この記事では、大学受験の現状やこれまでの入試との変更点について解説します。また、大学受験対策についても解説しますので、お子様に大学受験を見据えた高校生活を送ってもらいたいと考えている保護者の方は、ぜひ最後までご覧ください。
大学入試の現状は?
近年の大学入試は、少子高齢化・コロナ禍・文部科学省による教育の変革など、社会情勢の影響を大きく受け、変化しています。今回は、大学入試の主な現状として、以下3つについて詳しく解説します。
- 競争倍率の低下
- 高大接続改革
- 入試名称の変更点
大学入試の最新事情を把握し、受験対策へ早めに取りかかりましょう。
競争倍率の低下
近年の大学入試では、少子化による受験人口の大幅な減少と大学数の増加によって、競争倍率の低下が起きています。定員割れを起こす私立大学は全体の31%にのぼり、人気の国公立大学も例外ではありません。
一方、近年のIT化により情報系の学部の人気が上昇する等、志望校によって競争倍率は異なります。お子様の将来に必要な学部が、どの程度の倍率傾向かを事前に調べておくとよいでしょう。
高大接続改革
高大接続改革とは、高校での教育・大学入試・大学での教育の3点を通して、学力の3要素の育成や評価を重視する、文部科学省が定めた取り組みです。高校での教育で次の学力の3要素を育成します。
- 知識・技能
- 思考力・判断力・表現力
- 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度
高校で身につけた学力の3要素を大学入試で評価し、大学教育を通して社会で生きる力を伸ばしていくのが、高大接続改革です。そのため大学受験では、従来のセンター試験ではなく、大学入学共通テストが導入されました。
知識や技能に重きを置いて評価されていた入試が、上記の学力の3要素を重視する評価方法が導入され、保護者の方の学生時代と大きく異なる受験対策が必要になりました。
大学受験の試験名称の変更点
大学受験の試験名称が大きく変わりましたので、紹介します。これまでの受験方法と迷ってしまわないように整理しましょう。
変更前 | 変更後 |
AO入試 | 総合型選抜 |
推薦入試 | 学校推薦型選抜 |
一般入試 | 一般選抜 |
大学入試センター試験 | 大学入学共通テスト |
試験の名称や評価の仕方が変更されています。高校教育全般を通じて学力の3要素を身につけ、社会で生きる力を身につける意識が大切です。
大学受験のために内申点をアップさせる必要性と3つの対策
大学受験の変更点から、知識や技能だけを身につけるだけでは、受験対策として不十分だといえるでしょう。また、近年は一般選抜よりも総合型選抜や学校推薦型選抜で受験する生徒が増えており、高校生活全般が入試に大きく関わります。
高校生活の評価を表すものに内申点があり、学校推薦型選抜では、内申点を含む調査書を提出します。志望校を受験する際に、入試方法の選択肢を広げ、合格の確率を高めるためにも、内申点を意識するとよいでしょう。今回は、内申点をアップさせる3つの対策をご紹介します。
- 勉強の必要性を考えさせる
- 定期テスト対策を行う
- 学習環境を整える
内申点をアップさせる対策として、ぜひ参考にしてください。
対策①勉強の必要性を考えさせる
お子様に勉強の必要性を考えさせましょう。大学受験はまだ先のため、内申点が大切だとわかっていても、勉強に前向きになれない場合があります。
なりたい職業や未来像で悩み、目標をもてないお子様もいるでしょう。お子様に寄り添って将来の話をし、勉強の必要性を感じさせるとよいでしょう。
対策②定期テスト対策を行う
内申点をアップさせるために、定期テストの対策を行いましょう。ある高校では、提出物3割、授業中の小テスト2割、定期テスト5割、のように内申点を振り分けて評価しています。学校によって評価方法は異なりますが、定期テスト対策は内申点をあげるために重要だといえます。
合格メソッドWITHでは、個別に合った指導で「わかったつもり」をなくすため、勉強が苦手なお子様もテスト対策ができます。
対策③学習環境を整える
内申点をアップさせるためには、学習環境を整えて学習習慣を身につける必要があります。学校の勉強や部活に疲れている中で勉強に向かわせるためには、勉強だけに集中できる環境が必要です。
学習塾では、仲間と講師と共に勉強ができるため、集中できます。難しい問題も、講師にその場で教えてもらい解決すると、やる気をそがずに次の問題に取り組めるでしょう。問題を解き進めて達成感を味わえるような環境は、学習の習慣化に効果的です。
忙しいお子様はオンライン個別指導塾のWITH-ieを活用すると、講師とのやりとりを通して学習環境を整え、モチベーションを維持しながら取り組めるでしょう。教室塾とオンライン塾からお子様に合った学習環境を選べるので、どちらがよいかお悩みの保護者の方はお気軽にご相談ください。
まとめ:大学受験の現状を把握して最適な対策をしよう
大学受験は社会情勢の影響を受けており、お子様の志望大学によって競争倍率が大きく異なります。近年では、一般選抜よりも総合型選抜・学校推薦型選抜の受験生が増えており、高校1年時から内申点を意識しておくと、試験の幅が広がります。
内申点を上げるためには、日頃の学習やテストが大切です。継続して学習する習慣を身につけ、成績を上げられるよう、日々対策をしていくとよいでしょう。
オンライン個別指導塾のWITH-ieでは、個別の目標・学力に合わせて学び方を提案し、やる気のサポートやアドバイスを行っています。また、高校進学にあたって英語と数学の基礎を定着させる、期間限定のオンライン講習「スタートダッシュ講座」を3/15から開講いたしますので、お子様の学習にお悩みの保護者の方は、お気軽にご相談ください。
Q:WITH-ieではどんな方法で合格させるのですか。
A:思考・行動・習慣などのあらゆる面から合格へ導きます。
Q:大学入試を意識するのはいつ頃ですか?
A:高校での日頃の勉強や定期テストなどが、内申点に反映されて受験に関わるため、早い方がよいでしょう。